
石田川河口は、河口のサンドバー沖に急深のブレイクがある、中規模の河口のバス釣りポイントです。
河口でウェーディングして遠投すれば、急深のブレイクとディープエリアにルアーが届きます。
すぐ北に浜分漁港があり、周辺の岸辺はシャローフラットな地形になっています。浜分漁港も有力ポイントでしたが、現在は立入禁止になっています、
周辺に駐車場はありませんが、河口へ続く道路わきに広いスペースがあります。
このページでは、石田川河口の地形、おかっぱりポイントの様子、周辺情報をご紹介します。
石田川河口の地形
地形の特徴
石田川河口は湖北の西岸にあり、河口周辺の土地は琵琶湖に大きく突き出ています。河口のサンドバー沖は急深のブレイクで、一気にディープエリアになります。
下の写真は浜分漁港より北の位置から撮影したものです。手前に浜分漁港とテトラブロックがあり、その奥に、写真の左端へ突き出ている石田川河口がわかります。
ベイトフィッシュが多くなる6月ごろからが、河口の面白い季節になります。
河口の突き出た先端部分はディープエリアに近いですが、南北の岸辺は遠浅気味の地形をしています。北側の方がシャローエリアが広いです。
石田川河口の「アユの保護水面と禁止期間」について
秋シーズンである9月1日から11月30日の期間は、アユの産卵保護のために石田川河口での釣りはできません。
河口部では、川尻より沖合半径200メートルの範囲で、アユを含む全ての水産動物の採捕が禁止されます。
採捕禁止なので、事実上、釣りは禁止です。この期間は石田川河口での釣りをやめましょう。
石田川河口のおかっぱりバス釣りポイント
石田川河口のポイントを「石田川河口」と「浜分漁港の周辺」エリアに分けて解説します。
石田川河口
道路を進んで石田川河口へ着く手前に、多くの植物が生えています。
それをかき分けて進むと、石田川の河口に出ます。
河口部は、石や砂利が多いボトムになっています。
沖はサンドバーが形成されていて、その先は急深のブレイクになってディープエリアに変化します。ウェーディングして遠投すれば、ブレイクやディープエリアを攻めることができます。
北側へ向かって岸沿いに歩いていけば、浜分漁港に到達することができます。
浜分漁港に方面に進むほど、シャローエリアが広がってディープエリアへのブレイクが遠くなります。
浜分漁港の周辺
石田川河口の北に浜分漁港があり、その周辺では釣りをすることができます。漁港内ではできません。
浜分漁港の北側は砂利浜が広がっていて、ボトムには石も多いです。
南の石田川河口と違ってシャローエリアが広がり、岸からルアーが届く範囲は水深1m~3mぐらいです。
漁港周辺にはウィードも生えるので、ウィードを探ったりミオ筋を意識して釣ります。
遠浅地形なので、ここでもウェーディングして広く探るのも良いでしょう。
石田川河口へのアクセスと周辺情報
石田川河口の場所
【住所:滋賀県高島市今津町浜分】
湖岸沿いを県道54号線が通っているので、それを石田川の所で曲がり、河川沿いの細い道を河口に向かって進みます。
石田川の河口付近は細い道しか通っておらず、住宅も多いエリアです。
駐車スペースと、河口への行き方
河口近くまでは、石田川に沿って舗装された道路が通っています。
その途中に道路幅が広がった場所があり、車を駐車できるほどのスペースがあります。
その先は細い道幅のみになります。途中で北に曲がると、浜分漁港へ行くことができます。
河口近くになると、たくさんの植物が生えているので、それをかき分けて進みます。その先に、石田川の河口があります
浜分漁港の中は釣り禁止
石田川の河口から200mほど北の場所に「浜分漁港」があります。
昔の有名ポイントで、年中バスが釣れるエリアでしたが、浜分漁港の港内は関係者以外立入禁止です。
浜分漁港の周辺も良いポイントなので、周りの岸辺で釣りをしましょう。