烏丸半島のおかっぱりバス釣りポイント

烏丸半島はシャローエリアに囲まれた、広大なおかっぱりポイントです。

烏丸半島には琵琶湖博物館などの施設がありますが、外周の岸辺から釣りをすることができます。しかし西岸の船着き場は釣り禁止エリアです

浅い水辺には、ブッシュエリアが広範囲で生えています。春の時期、半島一帯がスポーニングエリアです。

烏丸半島には大きな有料駐車場があり、トイレも各所に4個設置されています。

このページでは、烏丸半島の地形や特徴、おかっぱりポイントの様子、周辺情報をご紹介します。

烏丸半島の地形や特徴

烏丸半島は、赤野井ワンドと下物エリアの間にあります。北東は赤野井のシャローエリア、南西の沖は浚渫跡が広がります。

烏丸半島のほとんどの岸辺は護岸されているが、水辺にアシや木が生えてブッシュエリアになっている場所が多い。

各所のアシ林やブッシュエリアは、バスのスポーニングエリアになっています。

烏丸半島の北岸は、北風が吹くと濁りが入りやすい。東岸はハス畑に面していますが、近年はハスが壊滅している状況です。

烏丸半島のおかっぱりバス釣りポイント

烏丸半島のエリアを、「西岸エリア」「北岸エリア」「東岸エリア」の3つに分けて、ポイントの様子を解説していきます。

西岸エリア

烏丸半島は、外周部に散歩道が整備されています。半島内の施設利用者だけでなく、散歩や運動の人も岸辺近くを通ります。

烏丸半島の散歩道

西岸でチェックしておきたいポイントは、烏丸半島の入り口近くにあるアシ林のエリアです。

烏丸半島の南のアシ

北風の影響を受けにくいエリアで、他のエリアより早い時期から、スポーニングのバスが付きます。

植物をかき分けて進むか、南の「津田江3」の岸辺から狙うと良いでしょう。

津田江エリアから見た烏丸半島の南のアシ

アシ林の北にある船着き場エリアからも狙えるのですが、船着き場エリアは釣り禁止エリアになっています。なので、北側からはルアーを投げられません。

烏丸半島の南にあるアシとブッシュエリア

烏丸半島の西岸のほとんどは、船着き場の護岸になっています。

烏丸半島の船着き場

船の通り道にミオ筋の地形変化もあってよいポイントなのですが、「船着き場の一帯は釣り禁止」という内容の看板が立てられています。

烏丸半島の船着き場で釣り禁止の看板

烏丸半島の船着き場のエリア説明

上の写真の緑エリアが、釣り禁止の船着き場です。西岸で釣りができるのは、北と南の一部だけです。

西岸の北エリアは、木やアシが生えるブッシュエリアになっていて、そのまま北岸に続きます。

烏丸半島の北東のブッシュエリア

北岸エリア

北岸は、ほぼ真っすぐ東西に伸びています。北風の影響を受けやすく、北風が吹いたときは濁りやすい事が特徴です。

北岸のほとんどのエリアは、木やアシが生い茂ったブッシュエリアです。

北岸の西エリアは、砂浜や土の岸辺に植物が生えています。

北岸の東のブッシュエリア

木やアシの隙間から水辺に出て、ルアーをキャストできます。長靴かウェーダーがあれば、釣りがやりやすいポイントです。

烏丸半島の北岸のアシ林のエリア

烏丸半島の北岸の様子

北岸の真ん中あたりへ近づくと、岸辺が護岸に変わります。しかし水辺はアシや木が生えるブッシュエリアのままです。

北岸の護岸とアシとブッシュ

ブッシュの密度が薄いエリアもありますが、下の写真のように、濃密に生い茂っているエリアもあります。

北岸の濃いブッシュエリア

北風が少ない時は、アシ際にバスが入ります。春にはスポーニングのエリアにもなる。

各所に踏み固められた進入口があるので、そういう場所から水辺に出れます。

北岸のアシ林の通り道

ブッシュエリアを幅広く攻めたいなら、やはりウェーダーが欲しいポイントです。

烏丸半島の北岸に生えている木やアシ

北岸の東側まで、アシ林は続きます。

烏丸半島の北西の護岸とアシ

北岸の東端は、赤野井ワンドに面したエリア。コーナーを曲がると、東岸の護岸エリアです。

烏丸半島の北岸から東岸へのコーナー

東岸エリア

東岸エリアには、北岸にあったようなブッシュエリアは、南の一部にしかありません。

コンクリート護岸と、水辺の石積み護岸が一直線に続きます。

烏丸半島の東岸の護岸

烏丸半島の東岸はハス畑が広がっていたのですが、近年は壊滅した状況が続いています。

杭が乱立しているエリアがありますが、目立つ狙い目はありません。

烏丸半島の東岸に乱立する杭

東岸の南エリアになると、烏丸半島の東岸と赤野井ワンドの岸辺のアシ林を狙うことができます。

東岸のハス畑エリアとアシ

東岸の南の奥には水門もあります。アシ際をスピナーベイトやテキサスリグで狙っていきましょう。

東岸のアシ林

烏丸半島へのアクセスと周辺情報

烏丸半島の場所

【住所:滋賀県草津市下物町】

烏丸半島は、草津市と守山市の境にある大きな半島です。烏丸半島内の観光名所として、琵琶湖博物館が有名な場所です。

滋賀県立琵琶湖博物館の看板

烏丸半島の付け根部分を、県道559号線が通っています。

烏丸半島の前を通る県道559号線

また、「ハス回廊」と名付けられた道路が烏丸半島内を1周通っています。

烏丸半島の中の、ハス回廊の道路

有料駐車場と複数のトイレがある

烏丸半島には、大きな有料駐車場があります。

烏丸半島の有料駐車場

2020年現在では、下記のような料金です。(琵琶湖博物館を観覧すると無料駐車券をもらえます。)

烏丸半島駐車場の料金
  • 普通自動車 — 550円
  • 2輪バイク — 200円

烏丸半島の有料駐車場の料金表

開閉時間は、午前8時30分から午後6時です。

また、烏丸半島の付け根にある「湖岸緑地 津田江3」の無料駐車場に停めて、烏丸半島のポイントまで歩くこともできます。しかし停められる台数は少ない。

湖岸緑地 津田江3の駐車場

次はトイレについて。烏丸半島内には複数の公衆トイレがあります。

一つ目は、駐車場の近くにある公衆トイレ

烏丸半島の公衆トイレ

2つ目は、西岸の琵琶湖汽船エリアにある公衆トイレ

烏丸半島の船着き場にある公衆トイレ

3つ目は、東の植物公園前にある公衆トイレ

烏丸半島の、植物公園前にある公衆トイレ

4つ目は、南の烏丸記念公園にある公衆トイレ

烏丸記念公園にある公衆トイレ

烏丸半島は広いですが、トイレが各所にあるので安心して釣りができます。

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南湖・東岸