
旧彦根港(彦根旧港)は温排水が出ているエリアとして有名であり、琵琶湖の中のブラックバスの越冬場所として、1番実績が高いポイントです。
基本的には小さいバスを数釣りするポイントですが、時には40アップや50アップのバスが釣れることもあります。
奥の船溜まりエリアに温排水が出ていて、真冬でも水温が2ケタあるポイントです。
しかしマナーの問題でトラブルも多数あります。釣り禁止エリアで釣りや路上駐車は、絶対にやめましょう。
旧彦根港の奥に駐車場がありますが、そこは公園と図書館利用者専用です。釣り目的での駐車場の利用は遠慮するように書かれた看板が立てられています。
このページでは、旧彦根港の特徴や釣り禁止エリア、おかっぱりポイントの様子、周辺情報をご紹介します。
旧彦根港の特徴と釣り禁止エリア
旧彦根港は彦根城の外周エリアにあり、メインの船溜まりは市街地の中にあります。一般の歩行者、彦根城の観光客、周囲の施設の利用者など、多くの人が通るエリアなので、マナーの順守が大切なポイントです。
奥の船溜まりエリアの水深は浅めで、水路を西に進むにつれて水深が深くなっていきます。
有名な温排水は船溜まりエリアに流れ出ていて、奥の船溜まりから図書館前ぐらいのエリアの水温が最も高く、そこから離れるにつれて水温が少しずつ下がっていきます。
全体が護岸されているが、特に北側の護岸は老朽化のために立入禁止エリアになっている場所が広く、看板やロープが設置されている。
港奥の護岸は県道329号線の歩道と隣接していますが、歩道からの釣りは禁止されています。
また南側の護岸にも、駐車場の西側あたりから公園エリアの範囲は釣り禁止になっていて、フェンスや看板が立てられています。
更に、水路の途中にある橋の上からの釣りも禁止行為です。
禁止エリアや行為については、下記のサイトで詳しくまとめられています。
旧彦根港のおかっぱりバス釣りポイント
旧彦根港の奥の船溜まりの北東の角には、大きな排水口が2つあります。1枚目は角地に大きく開いた排水口で、2枚目の排水口はほととんど水中に隠れています。
このエリアを狙うために県道329号線の歩道から釣りをしている人がいますが、上記に書いたように歩道は釣り禁止エリアです。人通りも多いので、絶対にやめましょう。
歩道の下には少し足場のある護岸ですが、そこで釣りができないようにフェンスも立てられています。ここでの釣りは絶対にやめましょう。
船溜まりの南東の角にも排水口があります。
この写真は1月ですが、排水口の前にはウィードが溜まっていました。
船溜まりの南岸は、足場が水面に近い。背後も広く、一番釣りがやりやすいエリアです。
この護岸エリアには、昔は桟橋が立っていました。
ほとんどの釣り人が、スピニングタックルでライトリグを利用しています。小型のハードプラグで巻いて行く釣りも良いでしょう。バスへのプレッシャーが高く、簡単には口を使ってくれません。
駐車場と図書館周りから幅が狭くなり、水路に変化します。
ここより西側は水路が松原橋まで1kmほど続き、彦根港(新彦根港)に流れ出ます。
水温は西に行くほど下がっていきますが、それでも水路内は琵琶湖本湖より水温が高いです。
なお、水路の途中に歩道橋の橋がありますが、橋の上からの釣りは禁止です。
旧彦根港へのアクセスと周辺情報
旧彦根港の場所
【住所:滋賀県彦根市尾末町】
旧彦根港の主要ポイントである船溜まりは、彦根城の堀の北東の角に位置しています。
彦根の市街地の中にあり、国道8号線やJR彦根駅からも近い。
旧彦根港の船溜まりから彦根港につながる水路沿いを、県道517号線が通っています。
市街地の中ということもあり、近くには大きなショッピングモールの「カインズモール彦根」があり、旧彦根港の前にもショッピングモールの「フレスポ彦根」があります。
隣接する無料駐車場を釣り人は利用できません
旧彦根港の船溜まりの西に、無料駐車場があります。しかし、釣り人はこの無料駐車場の利用は遠慮しましょう。
駐車場内に、「釣り」での利用はご遠慮願います、と書かれた看板が立てられています。
釣り人の多くがこの無料駐車場に車を停めるので、本来の目的である公園・図書館利用者が停められないことがあります。
彦根駅の周りにコインパーキングがあるので、そちらを利用しましょう。
なお、公衆トイレは彦根市立図書館の近くにあります。
釣り人が多いためにトラブルも多く発生しています。マナーやルールを順守して、釣りを楽しみましょう。