南三ツ谷公園と周辺のおかっぱりバス釣りポイント

南三ツ谷公園の周辺は、かなり遠浅の地形をした浜辺が続くポイントです。

琵琶湖のボディーウォーターに近いため、湖流の影響が強いエリア。そのため水温の上昇は遅く、バスのスポーニングは遅めのエリアです。

中央の南三ツ谷公園は広い駐車場を備え、この周辺の拠点となる場所です。公園前はかなり遠浅なので、ウェーダーが欲しいエリア。

東にある湖岸緑地・柳川は、不飲川の流れ込みや柳川漁港があり、最も変化があるエリア。漁港の突提や一文字に囲まれ、ワンドのような地形をしています。

西の湖岸緑地・田附の周囲も単調で遠浅の護岸だが、複数の流れ込みや100m以上ある突提からおきを狙うことができます。

大きい駐車場が南三ツ谷公園にあり、公衆トイレはそれぞれの公園内にあります。。

このページでは、南三ツ谷公園や柳川と田附エリアの地形や特徴、おかっぱりポイントの様子、周辺情報をご紹介します。

南三ツ谷公園の周辺の地形や特徴

南三ツ谷公園の周辺はかなり遠浅のポイント。湖岸が直線的で、地形的な変化が少ないエリアです。遠投してウィードを探るとしても、ウェーダーが欲しい釣り場です。

湖岸緑地・田附には約100mの突提があるが、そこから遠投しても水深2mには、おそらく届かない。

水深2m~3mラインを狙えるのは、不飲川の河口にある柳川漁港の沖のエリア。

柳川漁港の周辺は、漁港の突提や一文字の防波堤があり、波の影響を受けにくいワンドの地形になっている。強風で琵琶湖が荒れた時は、周辺にいる魚の避難エリアになります。

ワンドには不飲川の流れ込みがあり、他の場所よりアシも多く生えている。

南三ツ谷公園と周辺のおかっぱりバス釣りポイント

南三ツ谷公園の湖岸

広い駐車場やキレイな公衆トイレを備え、この一帯の拠点となる南三ツ谷公園ですが、公園前の地形は変化が少なく、単調な湖岸のポイントです。

南三ツ谷公園の前の岸辺

湖沼図を見て分かるように、岸からのキャストではルアーが水深1mラインにしか届かない。広く探るためにも、ウェーダーが欲しいエリアです。

周囲のボトムは、砂利が多い砂浜です。西の田附方面に行くほど砂になり、東の柳川方面に行くほど砂利が大きくなる。

南三ツ谷公園の前の、砂利のボトム

西の方へ進めば、水路からの流れ込みがあります。

南三ツ谷公園エリアの西にある、水路の流れ込み

琵琶湖へ流れ出るインレット

公園の東側には、広めのアシ林があります。

南三ツ谷公園エリアの東側にあるアシ

南三ツ谷公園エリアでは、この流れ込みとアシ林の2つが、目立つ変化です。

湖岸緑地・柳川と柳川漁港

このエリアで地形的な変化が最も大きい場所が、湖岸緑地・柳川から柳川漁港にかけてのエリアです。

東にある柳川漁港にかけて沖に突き出した地形をしていて、湖岸緑地の岸辺はワンドになっています。

湖岸緑地・柳川のワンド

沖には一文字の防波堤や柳川漁港の突提が、ワンドを囲うようにあります。岸からは一文字に届きませんが、その周りには多くの石が沈められていて、ボート釣りでの好スポットになっています。

湖岸緑地・柳川の沖にある、一文字の防波堤

このエリアのボトムは、大きめの砂利や小石が多い地質です。

湖岸緑地・柳川エリアの、砂利のボトム

防波堤のおかげで波の影響を受けにくく、強風などで琵琶湖の水面が荒れたときには、バスが避難するエリアになります。

更に不飲川の流れ込みがあり、その周囲にはアシも多く生えています。この一帯では最も変化やカバーがあるポイントです。

不飲川の流れ込み

不飲川の河口にあるアシ

2021年4月追記

柳川漁港の敷地は立入禁止・釣り禁止という情報を頂きましたので、訂正いたします。

沖に突き出た場所に、柳川漁港があります。私が見た範囲では立入禁止の看板はありません。

彦根市の柳川漁港の様子

柳川漁港内は深くなっていて、突提や防波堤周りには石も沈められていて、この一帯では一番有望なポイントです。

柳川漁港の防波堤

また、防波堤からは水深2m~3mラインを狙うことが可能です。

防波堤の先端には、テトラブロックと一文字があります。

柳川漁港のテトラブロックと一文字

ミオ筋は深くなっていて、漁港の壁沿いには多くの岩も沈められています。

柳川漁港のミオ筋と岩

防波堤の外側は浅いので、長靴やウェーダーを履けば、防波堤の外側から沖や突提周りを釣ることも可能です。

柳川漁港の防波堤の外側

湖岸緑地・田附

湖岸緑地・田附の周辺は、他のエリアよりも更に遠浅の地形をしているエリアです。

田附のエリアで狙い目となるスポットは、岸から約100mの長さがある突提です。

田附の砂浜と突提

約100mの長さがある、湖岸緑地・田附の突提

足場も良いので、突提の先端から更に沖や周囲に遠投して広く探ることができます。

田附の突提から見た岸辺

しかし100m沖に出た場所から遠投しても、狙える水深は1.5mぐらいまでです。

田附の突提から見た、琵琶湖の沖

広いエリアをバイブレーションなどで探り、良いウィードエリアを探しましょう。

南三ツ谷公園へのアクセスと周辺情報

南三ツ谷公園の場所

【住所:滋賀県彦根市南三ツ谷町】

南三ツ谷公園は彦根市の南部にある、琵琶湖の湖東エリアのポイントです。南三ツ谷公園の北東には湖岸緑地・柳川、南西には湖岸緑地・田附が隣接する。

湖岸近くを県道25号線が通っていて、25号線から南三ツ谷公園の駐車場へ入れます。

南三ツ谷公園の前を通る、県道25号線

南三ツ谷公園に広い駐車場があり、トイレは各エリアにある

南三ツ谷公園には、車を82台ほど停められる広い駐車場があります。

南三ツ谷公園の広い駐車場

駐車場の隣には、キレイな公衆トイレも設置されている。

南三ツ谷公園の公衆トイレ

駐車場は南三ツ谷公園だけですが、公衆トイレは他のエリアにもあります。

下の写真が、湖岸緑地・柳川の公衆トイレ

湖岸緑地・柳川の公衆トイレ

下の写真が、湖岸緑地・田附の公衆トイレです。

湖岸緑地・田附の公衆トイレ

なお、南三ツ谷公園から柳川や田附エリアは少し遠いですが、この一帯には路上駐車禁止の看板が多く立っています。下の写真は不飲川・柳川漁港の周辺です。

柳川漁港に立てられている、路上駐車禁止の看板

路駐せずに、車は必ず駐車場に停めましょう。