
琵琶湖の最北部にある塩津ワンドに流れ込む川が、大川と大坪川です。
ワンドの奥に流れ込む大川と大坪川の河口周辺は、春のスポーニングの季節の有力ポイントになっています。
河口沖はサンドバーが広がるので、ウェーダーがあると幅広い範囲を攻めることができます。
大川と大坪川の間にある塩津園地に駐車場があるので、ここを拠点にして塩津浜や月出方面へランガンしていくことが可能です。
このページでは、大川・大坪川河口周辺の地形、おかっぱりでのポイントの様子、周辺情報をご紹介します。
大川・大坪川河口の地形
地形の特徴
大川と大坪川は塩津ワンドの奥に流れ込んでいる、小規模な河川です。東の川が大坪川、西の川が大川です。
塩津ワンドの奥が浅いエリアということもあり、大川と大坪川河口周辺も浅くなっています。特に大川の河口は、沖の方にサンドバーが伸びるような地形になっています。
春のスポーニングの季節には大川の河口内や、河口の西の小さいワンドや西側湖岸が、湖北の中でも有力なスポーニングのエリアになります。
大川河口の「アユの保護水面と禁止期間」について
秋シーズンである9月1日から11月30日の期間は、アユの産卵保護のために大川河口での釣りはできません。
河口部では、川尻より沖合半径200メートルの範囲で、アユを含む全ての水産動物の採捕が禁止されます。
採捕禁止なので、事実上は釣りも禁止です。この期間は、大川河口での釣りはやめましょう。
大坪川河口のおかっぱりバス釣りポイント
駐車場や公園は大坪川と大川の間にあります。そして、東側にある川が大坪川です。
塩津ワンドに流れ込む河口部分では、塩津港があります。港周りはチェックしておきたいエリアです。港側の沖にはミオ筋が伸びています。
公園側の岸辺は砂が溜まっていて、かなり浅くなっています。
大坪川河口の岸は、東岸側は塩津港で止まっているのに対し、西岸側は階段状の護岸が続いています。
その先もサンドバーが大川の河口まで伸びています。サンドバーの上は植物が濃く生い茂っています。
大川河口のおかっぱりバス釣りポイント
大坪川の西隣にあるのが大川です。大川の河口は、大坪川河口より100mほど沖に伸びています。
岸際は両岸とも植物が生い茂っていて、なかなか攻めにくい状態です。
河口沖のサンドバーは、砂が溜まって小さい島のようになっています。
大川の河口まわりは植物が濃くて攻めにくい状態。水深は浅いので、ウェーダーがあると広く移動でき、アシ周りや沖も攻められるようになるので、ウェーダーを準備することをオススメします。
大川・大坪川河口へのアクセスと周辺情報
大川・大坪川河口の場所
【住所:滋賀県長浜市西浅井町塩津浜】
国道8号線塩津バイパスから西に曲がって細い道を進むことで、大川と大坪川の間にある塩津園地へ行くことができます。
車のすれ違いが困難な道幅なので、注意してください。
塩津園地にはトイレもありますが、私が訪れたときは使用不可の貼り紙がされていました。
駐車場は、隣接する塩津園地にある
塩津園地には駐車場があります。駐車場の少ない湖北エリアの中では、ありがたいポイントです。
この駐車場を拠点にして、塩津エリアをランガンするのが良いでしょう。