
琵琶湖の幅がどんどん狭くなり、琵琶湖から瀬田川に変化するエリアが御殿浜です。
そのため御殿浜の一帯は、湖流が岸辺に強くあたります。水の動きが少なく、流れが欲しい時にオススメのポイントです。
岸は全て石積み護岸になっていて、夏にはウィードが多く生えて一杯になりやすい。
御殿浜には、水路の流れ込みが3か所あります。
御殿浜の北側に有料駐車場が2か所、公衆トイレも北と南に設置されています。
このページでは、御殿浜の地形や特徴、おかっぱりポイントの様子、周辺情報をご紹介します。
御殿浜の地形や特徴
御殿浜の北の流れ込みから対岸まで約1.1kmありますが、南の琵琶湖-瀬田川の境界エリアでは、対岸まで約350m。両岸の幅が一気に狭くなる地形をしています。
東岸は漕艇場エリアなので北から南へ一直線の湖岸です。逆に西岸は南東方向に斜めに伸びて対岸に近づいていくので、西岸の御殿浜に常に湖流が当たり続けます。
水の動きが少ない暑い日などにオススメの場所ですが、御殿浜はウィードが生えやすいエリア、夏になると湖岸一帯がウィードで一杯になり、釣りがやりにくくなります。
ウィードが増える夏は、ノーシンカーのスティックベイトやフロッグがオススメです。
岸辺は北から南まで石積み護岸が続き、北・真ん中・南の3か所に水路の流れ込みがあります。
御殿浜のおかっぱりバス釣りポイント
膳所城跡公園から石積み護岸が続く中、北の水路の流れ込みから「御殿浜」の区域になります。
南にかけて、ずっと石積み護岸が続きます。足場が良くて釣りがしやすいですが、散歩の歩行者も多いので、背後に注意してください。
桟橋がありますが、中には立入禁止です。
御殿浜の護岸には、下の写真のような鉄柵が複数あります。これらの中に小さい水路の流れ込みがあります。
御殿浜の真ん中あたりで岸辺の角度が深くなり、一気に東岸へ近づいて狭くなっていきます。
真ん中の屈曲部に、2つ目の水路の流れ込みがあります。特にこの水路周りは、バスの魚影が濃い。
南に下がるほどに湖から川の幅になっていき、両岸の間が近づいてきます。
日本精工・大津工場前に水路の流れ込みがあります。ここが、琵琶湖の西岸の最南端になります。
下の写真が、工場前の水路の流れ込みエリア。夏にはウィードで一杯になります。
道路側に、琵琶湖と瀬田川の境界の看板もっ立っています。
ここで琵琶湖の西岸は終了。これより南は、琵琶湖から流れ出る唯一の河川の「瀬田川」になります。
御殿浜へのアクセスと周辺情報
御殿浜の場所
【住所:滋賀県大津市御殿浜】
御殿浜は、琵琶湖が瀬田川に変わる直前のエリアです。晴嵐にある日本精工・大津工場前の水路を境に、琵琶湖から瀬田川になります。
湖岸沿いを、県道102号線が通っています。
有料駐車場とトイレが2か所ある
御殿浜の周囲には、有料の駐車場が2か所、トイレが2か所あります。
一つ目の駐車場が、御殿浜の北にある「膳所・晴嵐の道A駐車場」です。北の膳所城跡公園にも近い場所にあります。
2020年現在では、下記のような料金です。近くのにおの浜や由美浜の駐車場と同じ料金です。
- 1時間まで — 220円
- 2時間まで — 330円
- 3時間まで — 440円
- 3時間以降30分あたり — 220円
3時間経過後は、値段の上がり方が高くなります。3時間以上停める場合は、一度駐車場から出た方が安くなります。
また、この駐車場のエリアに公衆トイレがあります。
もう一つは、400m南へ行った場所にある「膳所・晴嵐の道B駐車場」です。
細長い駐車場で、ラーメン店「天下一品」の裏にあることから、通称「天一裏」と呼ばれる駐車場です。
こちらも、膳所・晴嵐A駐車場と同じ料金体系です。
- 1時間まで — 220円
- 2時間まで — 330円
- 3時間まで — 440円
- 3時間以降30分あたり — 220円
2つの駐車場は御殿浜の北側に位置しますが、琵琶湖と瀬田川の境界である南エリアにも、公衆トイレが設置されています。
これより南は、行政区分的に「瀬田川」になります。瀬田川エリアは駐車場が少ないので、こちらに車を停めて瀬田川を釣っていくのも、選択肢の一つです。