琵琶湖の湖東のおかっぱりバス釣りポイント

「琵琶湖・湖東のおかっぱりバス釣りポイント」を「34か所」解説しています

北は長浜市の「相撲エリア」から、南は守山市の「ピエリ守山裏」までのエリアです。

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琵琶湖の湖東エリアのおかっぱりバス釣りポイントを、Google Mapでマークしています。

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湖東のおかっぱりバス釣りポイント一覧

長浜市の湖東エリアのポイント

相撲エリアは、大井川河口や2つの水門、濃いブッシュエリアなど、複数のカバーがあるポイントです。水深は1m前後のフラットな浅いエリアが広がり、春や秋に有望なエリア。大井川河口には約70m突き出た突提があり、先端から広い範囲を探れる。モロコなどのベイトフィッシュも多い。水門周りは、突提に囲まれたワンドのような地形をしている。少し離れた場所の湖岸緑地に、駐車場と簡易トイレが設置されています。

豊公園は、長浜城跡地に作られた広い公園のおかっぱりポイントです。南には湖東最大級のポイントである長浜港が隣接して、公園の沖には大きな浚渫跡あり、バスのストック量は豊富。岸から水深2m前後のエリアを狙えるが、地形はフラット気味。沖のウィードや小さな変化を探っていく釣りがメインになる。公園内には広い駐車場やキレイな公衆トイレが設置されている。

長浜港は湖東最大級の港湾ポイントであり、1年中バスを狙える1級ポイントです。ただ、2つある突提やヨットハーバーなど、立入・釣り禁止エリアもあるので注意が必要。西側は釣りができる場所が少ないので、東側がメインになる。護岸際やスロープの切れ目は狙い目です。南東の角地から沖の深場やバスの回遊を狙うのも良いが、長浜港の東側に流れ込む米川河口の周囲も特にオススメ。ベイトフィッシュが多く、他魚種の釣り人も多い。港内に無料駐車場と公衆トイレがあります。

琵琶湖に面している長浜水道企業団の裏は、テトラブロックが多数並ぶポイントです。ハードボトムが広がるエリアで、周囲に点在しているゴロタ石にバスがつきやすい。琵琶湖のボディーウォーターからも離れていて、春にはバスのスポーニングエリアになっている。周囲の水深は2m前後。ポイントの南北には薬師堂川や長浜新川の流れ込みもある。近くに駐車場やトイレはありません。

米原市の湖東エリアのポイント

神明浜は、土川・びわだ川の2本の流れ込みがある砂浜ポイントです。かなり遠浅の地形なので、ウェーディングが有利なポイント。風が強い時はすぐ濁るので注意。北側にあるゴルフ練習場裏は、アシやウィードがある、バスのスポーニングエリア。2本の河口周りにはウィードが密生していて、朝夕のマズメ時にベイトフィッシュの回遊がある時が、狙い時です。神明浜の北側に無料駐車場があり、近くに道の駅もあります。

天野川河口は、数十メートル沖へサンドバーが突き出した地形をしている河口ポイントです。平坦な地形が続く湖東の巨大ワンド内では目立つ地形変化をしている。多様な魚が集まる川で、アユのやな漁業やビワマス遡上プロジェクトもある。そんなベイトフィッシュを追って、バスも集まってくる。サンドバーの先へウェーディングで進み、遠投でブレイクやウィードを狙いたい。河口の南側に小さい駐車エリアとトイレがあります。

入江橋周辺は、入江川と水路の流れ込みと、石積み突提が湖岸にある、小さなポイントです。周囲に単調な湖岸が続いているため、このエリアのバスのストック量は少ない。増水時や流れ込みに濁りが入った時、マズメ時に捕食に上がってきたバスが、このポイントで狙う魚になる。また、春のスポーニングの時期にも、水路内の奥やアシに入ってきたりする。周囲に駐車場やトイレはありません。

彦根市の湖東エリアのポイント

彦根ビューホテル裏は、約500mのテトラブロック帯が湖岸に並ぶポイントです。周囲の水深は2m~3mで、周囲にはウィードエリアが広がる。南の方の沖には浚渫跡のディープエリアがあり、沖から岸をバスが回遊する。北側の砂浜から烏帽子岩にかけては、石や岩が点在する岩礁地帯です。沖の方まで岩盤の隆起などがある、ちょっとしたロックエリアになっている。変化が多くて、バスの量も多いポイント。南の矢倉川河口のスロープエリアに駐車できるスペースがあるが、近年は夏の間は閉鎖されている。

矢倉川河口は、北岸に無料のスロープエリアが広がるポイントです。河口は遠浅の地形で、遠投してウィードを探る釣りがメインになる。矢倉川の水温上昇は琵琶湖より早いので、特に春の時期がオススメ。河口エリアだけでなく、上流にもバスは上がってきます。逆に夏にはスロープエリアがボートや水上バイクで賑わうので、釣りが難しくなる。スロープに広い駐車スペースがあるが、ここ数年は夏の間は閉鎖されている。南の松原水泳場に公衆トイレがあります。

かんぽの宿彦根裏は、約350mのブロック帯が続くポイントです。周囲の護岸が沖に張り出していて、更に沖にはサンドバーも伸びている。その先には小さい浚渫跡のディープエリアもあり、地形変化があるポイントです。しかし背後に高い壁があるので、キャスティングがやりにくい。彦根港の裏まで護岸とブロック帯が続いている。駐車場は無いが、近くの松原水泳場に公衆トイレがあります。

彦根港は、北湖東岸の中央部に位置する大きな港湾ポイントであり、琵琶湖最大級のバスの越冬場所になるポイントです。彦根港では大突提に入って釣りをすることが可能。外側にはテトラブロックが並び、沖にはウィードエリアが広がる。港湾内は目立った変化はないが、1年中子バスはいる。南の小突提と水路の出口周りは冬から春に適したポイント。水路は旧・彦根港とつながり、水温が安定してウィードが枯れにくい。港内に無料駐車場と公衆トイレがあります。

旧彦根港は温排水が出ていることで有名なポイントであり、バスの越冬場所として最も実績があるポイントです。基本的には子バスの数釣りエリアですが、時々大型のバスも釣れます。奥の船溜まりエリアに温排水が流れ出ているが、水路の出口の方でも琵琶湖本湖より水温は高い。釣り禁止エリアについて書いているので、その場所をぜひ確認してください。船溜まりの近くに無料駐車場がありますが、釣り人の利用は自粛を求められています。JR彦根駅近くのコインパーキングを利用しましょう。

芹川河口は、小アユの数が多い事で有名なポイントです。春から初夏にかけて小アユの遡上が多く、冬にはオイカワの数も多い。多くのベイトフィッシュを捕食するため、河口にバスが集まります。河口周辺は遠浅の地形なので、ウェーディングで遠投の釣りが有利です。夏にかけて、河口に多くのウィードが生え、バスが付きやすい。河口から200m北の場所に、小さい駐車場があります。

野田沼の外周が約1kmほどで、マッディウォーターで浅い内湖のポイントです。長浜市にも野田沼という同じ名前の内湖がありますが、別のポイントです。南のインレットの水路も、北のアウトレットの水路も琵琶湖とつながっている。冬以外は、バスの釣果を得られるポイントです。岸辺にはアシや立ち木のオーバーハングが多く、カバーが多い。駐車場が3か所あり、トイレも1つあります。

宇曽川河口は、河口北岸に全長約220mのL字型突提があるポイントです。突提の周りにはテトラブロックが敷き詰められていている。地形的には遠浅で変化が少なく、ベイトフィッシュの動向が重要になるポイントなので、やはりベストシーズンは秋になる。北岸にある宇曽川漁港や北の防波堤は立入禁止です。駐車場は河口より約500m上流にある。

曽根沼は、外周が約2.5kmある大きな内湖のポイントです。湖岸緑地として整備されていて、外周には歩道ができている。岸辺のほとんどにアシが生えていて、特に南側はアシ林や立ち木のブッシュカバーが濃い。北は護岸されていて、オープンウォーター気味。北に流れ出しの水路があり、琵琶湖とつながっています。夏にはヒシモに水面が覆われ、ナマズ釣りや雷魚釣りも楽しめるポイントです。駐車場が3か所、トイレが2か所あります。

南三ツ谷公園の周辺は、かなり遠浅の地形が一帯に広がるポイントです。ウェーダーがないと、かなり辛い。南三ツ谷公園の前から西の田附エリアは、遠浅の単調な岸辺が続く。田附エリアの釣りスポットは、沖へ約100m伸びた突提です。東の柳川エリアはワンドのような地形をして、沖の防波堤・不飲川の流れ込み・アシ林など、一番変化が多い場所。柳川漁港の沖なら、水深2m~3mも狙える。南三ツ谷公園に広い駐車場があるので、ここを拠点に各地を釣りましょう。

東近江市の湖東エリアのポイント

愛知川河口は、湖東エリアの中でも大規模な河口ポイントです。春から晩秋まで小アユやオイカワなどのベイトフィッシュが多く、回遊や捕食に上がってきたバスを主に狙います。琵琶湖のボディーウォーターに面していて湖流の影響が強いので、水質が良く良質のウィードが生えている。河口の北岸は大量のゴロタ石があるポイント。岸辺の水深の変化も大きいが、河口まで行く道が大変です。南岸は岸沿いを道路が通っていて、水辺は石積み護岸になっています。南岸にある湖岸緑地に、小さい駐車場と公衆トイレがある。

大同川は、琵琶湖と伊庭内湖をつなぐ河川のポイントです。干拓された時に残された水路が大同川なので、水の流れはほとんど無く、伊庭内湖の延長とも言えるポイント。琵琶湖より水温上昇が早いので、春になるとバスが大同川や伊庭内湖へ上がってきます。河口は遠浅で狙い所がなく、上流の橋脚・水門・排水機場の周辺の方が実績が高い。水車橋の近くに駐車場と公衆トイレがある。

伊庭内湖はバス釣り場として実績が高く、レンタルボートの貸し出しもある、釣りのメジャーフィールドです。数釣りができて、50アップのサイズも狙える内湖ポイントです。水深は浅めで、岸辺の広い範囲をアシが覆っている。本湖だけでなく、複数ある川・水路の流れ込みも好ポイント。春にスポーニングのバスが琵琶湖から伊庭内湖へ入って来るので、春が最もビッグバスを狙える。晩秋には多くのバスが琵琶湖へ下っていきます。能登川水車前に広い駐車場やトイレがあり、他の各所にも小さい駐車スペースがあります。

近江八幡市の湖東エリアのポイント

伊崎山を中心とした伊崎エリアは岩壁だらけのロックエリアで、ほぼボート釣りのポイント。しかし伊崎山の東岸はウェーディングで岸釣りが可能です。大同川河口から伊崎山のふもとまでは、砂浜の遠浅地形。しかし伊崎山の東岸から北の伊崎寺にかけては、石や岩だらけのロックエリアに一気に変化します。岩陰に隠れるバスを狙っていきましょう。北に進むほどブレイクも近くなり、だんだん急深になっていく。近くの湖岸緑地・栗見新田に小さい駐車場があります。

堀切湾は、湖東のロックエリアの北部にある、大きなワンドのポイントです。岸近くに水深3m前後のブレイクが通っていて、諸子川の流れ込みや取水塔もある好ポイント。ロックエリアらしく、大きい岩も点在する。夏には良質のウィードも生え、ビッグバスの実績も高いポイント。周りの道路と岸に高低差があるので、岸辺に立つには斜面を下りる必要があります。周囲の道路わきに駐車スペースがあるが、南の小田ヶ浜の広い駐車場に停めて歩いてくるのも良い。堀切港は立入禁止です。

小田ヶ浜は堀切湾内にあるワンドであり、ビッグバスの実績が高い水中岬が有名なポイントです。ワンドの北側に大きな岬があり、水中でも沖の方へ50mほど伸びている。岩も多く落ちていて、水通しが良く、ウィードもからみ、1年通して大型のバスを狙えます。ワンドの中央から西には多くの工事船が浮いている。ウィードが多いエリアで、こちらもバスがよく付くエリアです。すぐ近くに広い駐車場を備えていますが、トイレはない。

宮ヶ浜は、遠浅の砂浜エリアと岩の多いロックエリアの両方の地形を持つポイントです。中央には遠浅の砂浜が400mあり、沖にはウィードエリアが広がる。4月~5月にスポーニングのバスも入って来る。東には岩の岬と25mの桟橋がある。人気ポイントだが、岬先端にはこぼれ岩が多く、根掛かりしやすい。砂浜の西端からは、御所山のロックエリアに様変わりして、石のハードボトムと大岩が点在する地形になる。無料駐車場や公衆トイレがある。しかし水泳場や休暇村の施設エリアなので、夏にはレジャー客で埋まります。

水ヶ浜は、湖東ロックエリアの中でも特に大岩が大量にあるポイントです。湖北のロックエリアと違い、狙える水深は深くて5mぐらいまでと浅めです。水ヶ浜の北に猿ヶ崎という岬があり、一帯で最も沖に張り出している水中岬。沖まで大岩やウィードが絡み、ビッグバスの実績が高いスポットです。南エリアにも小さい張り出しが2か所ある。水通しが良く、夏の季節に強いポイントで、大型のバスが回遊してくる。駐車場は無いので、数か所ある道路わきのスペースに停めることになる。

長命寺エリアは、北にはロックエリア、南には河口のシャローエリアという、2つの地形特徴があるポイントです。長命寺のロックエリアが、「湖東ロックエリア」のスタート地点。岸から狙える水深は3m前後と浅めだが、岸から沖の水底まで、大小さまざまな岩が落ちている。ベイトフィッシュも多く、ランカークラスのバスも狙えます。南の長命寺川の河口は、春のスポーニングの季節に西の湖へ上がるバスの通り道になる。周囲に駐車場は無いが、港に公衆トイレが設置されている。

西の湖は、琵琶湖水系で最大の大きさの内湖です。しかし岸のほとんどがアシに覆われ、おかっぱりできるエリアは少ない。春には長命寺川を通って、バスがスポーニングのために上がってきます。アシ林やブッシュカバーのポイントが大量にありますが、南には川の流れ込みポイントも多い。駐車場は1か所だけで、広い西の湖を徒歩で回るのはかなり大変です。レンタルボートを借りれるので、西の湖の釣りを味わい尽くすにはボート釣りが圧倒的に有利です。

岡山園地は、長命寺川と日野川の間にあるワンドの奥地のポイントです。岸辺は水泳場で、全体的に遠浅の砂浜の地形です。東にある浮き産卵床エリアは釣り禁止エリアだが、そのおかげかフナやモロコなどのベイトフィッシュが多い。沖には漁礁もあってバスも居着いているが、岸近くになかなか寄ってこない。西の頭山・藤ヶ崎龍神社の周囲に石や岩が点在している。岡山園地内に駐車場と公衆トイレがあります。

野洲市の湖東エリアのポイント

家棟川河口は、日野川河口の張り出しと旧野洲川河口の張り出しの間のワンドに流れ出ている河口ポイントです。ベイトフィッシュが多くてエサ釣りも盛んな場所だが、目立つ地形変化はないエリアです。沖は緩やかな遠浅の地形で、遠投してウィードを中心に探っていく釣りがメインになる。夏には河口がマットカバーで覆われます。河口の周囲には、駐車場や公衆トイレはありません。

湖岸緑地・吉川は、旧野洲川北流の河口の先端にあるポイントです。北流の河口付近は、昔の河口だった時にできたサンドバーで遠浅地形ですが、南の方はブレイクが岸に近づく。湖岸緑地の駐車場裏から遠投すれば、ブレイクの急な落ち込みにルアーが届きます。岸辺は突提と砂浜のジグザグした地形が続き、夏には沖にウィードも増える。湖岸緑地に無料駐車場と簡易トイレが設置されています。なお、キャンプなどのレジャー客も多いエリアです。

めんたいパーク琵琶湖の前は、野洲川河口の北にあるワンド状の地形をしたポイントです。ベイトフィッシュが溜まりやすく、秋の時期の定番ポイントとして有名。水深2m前後のフラットなエリアが広がり、ウィードが点在しています。ミノーやトップウォーターの釣りが楽しめるエリアです。ほぼ全域が護岸されていて、岸辺に1mほどの柵が立てられている。少し足場の高さがあるので、ネットを持参した方が無難です。周囲に駐車場や公衆トイレはありません。

吉川漁港は、バスの越冬場所として有名なポイントです。晩秋頃から、多くの魚が漁港内に集まります。漁港は縦長の形で、奥行き400m以上ある。また、出入り口にはテトラブロックでできた突提が2本あり、こちらも好ポイントです。低水温期だけでなく、琵琶湖が風で荒れた時も、突提の囲いや漁港の中に魚が退避してきます。漁港の近くに駐車場や公衆トイレはありません。漁港の外周に細い道路があるが、できれば湖岸緑地吉川か美崎公園の駐車場に駐車したい。

守山市の湖東エリアのポイント

野洲川河口は、多くのベイトフィッシュが集まる、遠浅で巨大な河口ポイントです。現在の野洲川は人工的に作られた放水路なので、他の北湖の川のような落ち込みのブレイクはない。野洲川河口は地形変化が少ないので、ベイトフィッシュの有無がカギになります。河口内に一部立入禁止エリアがある。野洲川の南には、約500mのテトラブロック護岸があります。周囲に駐車場はなく、最寄りは1.8km離れた「みさき自然公園駐車場」です。

ピエリ守山裏は、琵琶湖大橋・東詰のすぐ北にある、遠浅地形のポイントです。西岸エリアと比べて、琵琶湖のメインチャンネルと少し離れている。狙い所は、ピエリ守山港の桟橋と、今浜の漁港のミオ筋。どちらも周囲より深く掘られていて、沖の深場から浅場に移動するバスの通り道になっている。ピエリ守山裏の岸辺を南に進むと、琵琶湖大橋の下にも行くことが可能です。最寄りの公共の駐車場は、約1.4km離れたみさき自然公園駐車場になります。