浜大津のおかっぱりバス釣りポイント

浜大津は、岸辺から沖まで人工的に開発・整備された港エリアのポイントです。

浜大津の西にあるのが、大型船も出入りする大津港。港内でも釣りはできますが、マリーナや桟橋への立ち入りや、船に向かってのキャストは禁止のエリアです。

中央のなぎさ公園には、遊歩道付きの防波堤があります。沖に100m以上伸びていて、遊歩道の上から釣りができる人気ポイント。

なぎさ公園から東の琵琶湖文化館にかけては石積み護岸がつづき、大小の流れ込みが複数あります。

広い有料駐車場とトイレが2か所設置されていて、周囲には商業施設が多く並んでいます。

このページでは、浜大津エリアの地形、おかっぱりポイントの様子、周辺情報をご紹介します。

浜大津の地形

北から南へまっすぐつづいた琵琶湖湖岸が、東方向へ大きく曲がるエリアが浜大津です。浜大津の沖合では、西の琵琶湖疏水へ向かう流れと東の瀬田川へ向かう流れに分かれたり、渦巻いたりするエリアです。

大津港内は多くの船が行き来するため、水深3m~4mほどに掘られています。

大津港内は多数の桟橋があるが、侵入はもちろん、船に向けてルアーを投げることも禁止。

港のミオ筋は沖の方にあり、おかっぱりでは狙えません。

一番の人気ポイントである遊歩道付き防波堤は、長さが170mほどあります。防波堤の真ん中あたりをブレイクが通っている。

なぎさ公園から琵琶湖文化館にかけては、階段状の石積み護岸が並びます。水中に続く階段状の石積みが途中で切れるので、そこが狙い所です。

石積み護岸エリアは水深2m前後。周囲には水路や吾妻川の流れ込みがあり、魚が集まりやすいポイントです。

浜大津のおかっぱりバス釣りポイント

浜大津エリアを、「大津港」・「遊歩道付き防波堤」・「階段状の石積み護岸」の3つに分けて、ポイントの様子をご紹介します。

大津港

浜大津エリアの西側は大津港エリアであり、多くの船が浮かぶエリアです。マリーナや、大型遊覧船が着岸する大きな桟橋などがあります。

大津港のびわ湖クルーズの乗り場

港内にあるマリーナの中や複数ある桟橋は、立入禁止です。

大津港の桟橋

今のところ、それ以外の場所では釣りができますが、船に向かってのキャストなどは禁止です。

歩行者も多いので、マナーに注意してトラブルを起こさないように気を付けましょう。

大津港の沖は、巨大な防波堤に囲まれているので、水面の荒れが少ないエリアです。

大津港の沖の防波堤

大津港の西には、琵琶湖の2つ目の流出口である琵琶湖疏水があります。

遊歩道付き防波堤

浜大津エリアの中央部にあるなぎさ公園には、大津港の東端である遊歩道付き防波堤があります。

大津港の遊歩道の入り口

この防波堤の上の遊歩道は釣りができるポイントなので、一番の人気のポイントになっています。

ただ、散歩や観光で歩く人が多いので、背後への注意が必ず必要。

防波堤の上にある遊歩道と柵

遊歩道の両端には高さ1mほどの柵があり、水面から高い位置になります。長いネットを準備しておきましょう。

大津港にある遊歩道

防波堤の入り口付近は、水上警察の出口が近いです。

大津港の水上警察

遊歩道の入り口から角までの直線レーンで、その真ん中あたりをブレイクが通っています。遠くに投げるだけでなく、防波堤の壁際や地形変化も狙うべきポイント。

沖の方には、遊歩道付き防波堤の近くにヨット係留の鉄柱が複数あります。

遊歩道沿いにある鉄柱

ここも狙いのスポットではありますが、鉄柱の間にあるロープには大量のルアーが引っかかっています。ルアーを引っかけないように注意しましょう。

防波堤の角を曲がると、すぐ行き止まりになります。

遊歩道の先端と防波堤

次の防波堤との間には、大量の岩が積まれて山になっています。

遊歩道と防波堤の間に積まれた岩

有望なポイントですが、根掛かりには注意。

階段状の石積み護岸

遊歩道付き防波堤より東は、階段状の石積み護岸エリアが長く続きます。

水中につづく階段状の石積み護岸

この階段状の石積み護岸は水の中も続いていて、石積み護岸の切れ目が重要な変化ポイントになっています。

またはヘビキャロやバイブレーション、メタルバイブを遠投して、沖の捨て石やウィードを探る釣りがオススメです。

途中の下の写真のような柵で囲まれた場所がありますが、そこは小さい水路の流れ込みです。

水路の流れ込みと柵

なぎさ公園とおまつり広場の間には、吾妻川の流れ込みがあります。

浜大津の吾妻川の流れ込み

浜大津の湖岸に流れ込む吾妻川

流れ込み周辺はバスや小魚が集まりやすいエリアです。このようなエリアには、バス釣り以外にも、コアユ釣りや鯉釣りの釣り人もいます。

吾妻川を橋で渡ると、おまつり広場のエリアです。ここも階段状の石積み護岸が続きます。

おまつり広場の石積み護岸

おまつり広場の東は、城の形をした「琵琶湖文化館」のエリア。少しへこんだ、小さいワンドのようなポイントです。

琵琶湖文化館の前のポイント

境い目に流れ込みもあり、ウィードもある好ポイントです。

おまつり広場にある水路の流れ込み

琵琶湖文化館や水路周りは、春頃から多くの魚が集まります。

岸辺にはバス釣り以外に、コアユ釣りや鯉釣りの人も多いです。

浜大津へのアクセスと周辺情報

浜大津の場所

【住所:滋賀県大津市島ノ関14】

浜大津エリアは、大津市の中心の市街地と接するエリア。商業施設や有料駐車場が多いが、散歩や運動で湖岸を歩く人が非常に多いエリアです。

湖岸近くを、大通りである県道18号線が通っています。

浜大津アーカス前の県道18号線

そして湖岸沿いをなぎさ通りの細い道路が通っています。

浜大津の湖岸の道路

有料駐車場とトイレが2か所ある

浜大津エリアには、広い有料駐車場が2か所あります。

一つ目が、「タイムズ浜大津アーカス」の有料駐車場。

タイムズ浜大津アーカスの駐車場

商業施設のアーカス前にあり、大津港に隣接する駐車場です。

2020年現在では、下記のような料金です。

タイムズ浜大津アーカスの第一駐車場の料金
  • 20分ごと — 110円
  • 平日の1日最大 — 660円
  • 休日の1日最大 — 990円
  • *24時以降、料金加算

タイムズ浜大津アーカスの駐車場の料金表

2つ目は、「おまつり広場駐車場」です。浜大津エリアの東にあり、琵琶湖文化館に隣接します。東の「におの浜」のポイントにも近い。

おまつり広場有料駐車場の入り口

2020年現在では、下記のような料金です。

おまつり広場駐車場の料金
  • 1時間まで — 220円
  • 2時間まで — 330円
  • 3時間まで — 440円
  • 3時間以降30分あたり — 220円

おまつり広場有料駐車場の料金

おまつり広場にはトイレが設置されています。

おまつり広場のトイレ

また、なぎさ公園の中央にも公衆トイレが設置されています。

浜大津のなぎさ通りにある公衆トイレ

浜大津エリアは釣りがしやすい護岸エリアですが、一般の歩行者も多いポイントです。キャストをするときには、背後の歩行者に注意して投げましょう。

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