
ほぼボートからしか狙えない伊崎エリアの中で、一番おかっぱりの釣りをやりやすい場所が、伊崎山の東岸エリアです。
ここの狙い所は、伊崎山の東の岸辺沿いのエリア。伊崎山からこぼれた石や岩が大量にあるロックエリアです。
ウェーディングで岸沿いを北に進めば水深2m~3mのブレイクも狙うことが可能。点在する岩陰にいるバスを狙っていきましょう。
伊崎山の更に東には、約1.4kmの遠浅の砂浜が続きます。かなり遠浅の地形でブレイクにも届かないので、東の砂浜では釣果を期待できない。
伊崎山から東へ700m離れた場所に、湖岸緑地・栗見新田の駐車場があります。
このページでは、伊崎エリアの地形や特徴、おかっぱりポイントの様子、周辺情報をご紹介します。
伊崎エリアの地形や特徴
伊崎エリアは湖東のロックエリアの北端の場所です。伊崎エリアはほとんど陸から入って釣りができないような場所ですが、伊崎山の東岸だけはウェーディングで釣りをすることができます。
伊崎山エリアの沖には「沖島」があり、伊崎と沖島の間は琵琶湖の湖流がかなり速いエリアです。天気が崩れると、波が高くて荒れやすい。
しかし伊崎山の東岸エリアは、へこんだワンドであり、湖流の影響が少ないエリアです。
東の大同川河口から続く遠浅の砂浜は、伊崎山の近くまでは遠浅の地形です。
しかし伊崎山の付け根まで来ると一気に石や岩だらけのロックエリアに変化し、更に北の先端の伊崎寺にかけて一気に急深地形に変化していきます。
伊崎山・東岸エリアのおかっぱりバス釣りポイント
東にある大同川河口から伊崎山までの砂浜は、ずっと遠浅のシャローフラットエリアが続いています。
2か所に石積み突提がありますが、先端でもかなり浅い。ウェーダーが必須のポイントです。
ボトムの質も、細かい砂ばかりです。
砂浜エリアに大きな変化はなく、砂浜ではバスの釣果を期待できません。
伊崎エリアの狙い所は、伊崎山の東の付け根エリアからです。ここから北の伊崎寺にかけて、大岩が岸近くに多く沈んでいます。
ただ、岸辺に歩けるスペースがほとんど無いので、ウェーダーが必要なポイントです。
岸辺を歩けないこともないが、どうしても木が多いので、途中で入水しないと北へ行くのは難しいです。
伊崎山沿いの岸辺を北に進むと、砂浜のボトムが完全になくなり、石と岩だらけのボトムに変化します。
岸辺にも沖にも、たくさんの岩があります。岩陰に隠れるバスをイメージして、釣っていきましょう。ただ、根掛かりには注意です。
下の写真は、岸辺から約300m進んだ位置です。このあたりは岸辺から少し離れると深くなり始めていて、水深2m~3mのブレイクラインにもルアーが届きます。
更に北上することも可能ですが、撮影日は荒れ気味だったので、ここで止めました。
北風が吹くと、波が岩だらけの岸辺に打ち寄せてきます。天候が荒れている日は、安全のために避ける方が無難です。
伊崎エリアへのアクセスと周辺情報
伊崎・東岸エリアの場所
【住所:滋賀県近江八幡市白王町】
伊崎エリアは近江八幡市の北端にあります。伊崎山には観光名所の伊崎寺があり、参拝者も多い場所です。
伊崎エリアの南を県道25号線が通っていて、そこから湖岸沿いの細い道へ入れます。
伊崎山の東へ続く道路は車止めされているので、駐車場から歩く必要がある。
湖岸緑地・栗見新田に小さい駐車場がある
伊崎山の付け根から東へ約700m離れた場所に、湖岸緑地・栗見新田の小さい駐車場があります。駐車台数は8台。
近くに公衆トイレはありませんが、南の県道25号線沿いにコンビニがあります。
伊崎寺の駐車場の方が近いですが、そちらは参拝客専用です。