
瀬田川洗堰より上流の最後のバス釣りポイントが、南郷公園前です。公園前に瀬田川洗堰があり、そこより下流の瀬田川は、上流とは全く別のポイントです。
川幅が約180mと広く、目で見える狙い所はありません。水深が深いウィードエリアなので、水中をイメージしながら探って釣りましょう。
南郷公園前の護岸から約300m上流には、千丈川の流れ込みと宇治発電所の導水路ががあります。周辺にはベイトフィッシュの回遊があり、タイミングが合うとビッグバスを狙えます。
南郷公園にはキレイな公衆トイレが設置されています。
このページでは、南郷公園前の地形や特徴、おかっぱりポイントの様子、周辺情報をご紹介します。
南郷公園前の地形や特徴
南郷公園前は、川幅が広くて水深があり、すぐ近くに瀬田川洗堰の水門がある。ちょっとしたリザーバーのようなポイントです。
瀬田川洗堰の影響を非常に強く受けるので、放流量は必ずチェックしておきましょう。
岸辺にカバーは少なく、あまり魚も付いていません。岸近くより、遠投して広範囲のウィードを探る方がオススメです。
岸辺は斜面の護岸になっていて、バスをキャッチする時に滑り落ちる危険があります。ネットを準備しておきましょう。
南郷公園前の瀬田川の岸辺を北へ行くと、千丈川の流れ込みと、宇治発電所の導水路が隣接してあります。
川の水の流入口と流出口が隣接して、水の動きが大きいエリアです。
南郷公園前のおかっぱりバス釣りポイント
南郷公園前には「瀬田川洗堰」という大きな水門ポイントがありますが、そこは水面からの高さがあり、背後の歩道を多くの人が歩く場所です。
瀬田川洗堰のすぐ前での釣りは遠慮した方が良いと思います。
南郷公園前での釣りは、瀬田川洗堰から約120m上流にある、旧・南郷洗堰より上流が釣りしやすいです。
護岸は斜面になっていて、バスの手づかみが困難といえる高さがあります。大型のバスに備えて、ネットは準備しておきましょう。
岸辺に船着き場のカバーもありますが、あまり釣果を聞きません。
それよりも、遠投して沖のディープエリアやウィードを狙う方がオススメ。
対岸までは約180mと広大。ヘビキャロの遠投や、大型のスピナーベイト・ディープクランク・ビッグベイトが良いでしょう。
もう少し分かりやすい狙い所としては、南郷公園前から約300m上流に、千丈川の流れ込みと宇治発電所の導水路があります。
そしてその上を、約120mの「南郷ほたる橋」が架かっています。
千丈川は、多くの水量のキレイな水が流れ込むエリア。ベイトフィッシュが集まりやすく、周辺を大型のバスが泳いでいる姿も見かけます。
かつては河口にサンドバーがあって、千丈川と宇治発電所の水路の両方を狙える良いウェーディングエリアでした。しかし南郷ほたる橋ができてから、それも難しくなりました…。
狭いですが、橋周りの護岸から少し狙うことができます。
宇治発電所の導水路の幅は、約90mあります。水の流れが強い場所ですが、残念ながらほとんど狙うことができません。昔はウェーディングで狙えましたが、橋を作る時に土砂が撤去されました。
南の橋詰の護岸から、入り口部分を少し狙うことができます。
橋の上の釣りは禁止されているので、南郷ほたる橋の上からの釣りはやめましょう。
南郷公園へのアクセスと周辺情報
南郷公園の場所
【住所:滋賀県大津市南郷】
南郷公園は、瀬田川洗堰のちょうど西側にあります。
琵琶湖・瀬田川のバス釣りポイントとしては、ほぼ最南端と言える場所です。
南郷公園の前を、国道422号線が通っています。
瀬田川洗堰を渡った先には、琵琶湖や瀬田川について学べる「アクア琵琶」や、家族連れに人気の釣り堀である「南郷水産センター」があります。
無料駐車場と公衆トイレがある
南郷公園には無料駐車場がありますが、こちらは公園利用者のみが使用可能になっています。
釣り目的での駐車はやめておきましょう。
また、公園の南の方に公衆トイレも設置されています。
キレイなトイレなので、安心して使えます。