
乙女ヶ池は琵琶湖と水路でつながっている内湖で、周囲2kmほどの足場の良いおかっぱりバス釣りポイントです。
水深は2mほどの浅めで、水質は濁ったマッディウォーター。桟橋・アシ・ウィードなど、バスの好むポイントが多いです。
大溝漁港から乙女ヶ池につながる水路から、春になるとスポーニングのバスが入ってきます。春の季節は数と型どちらも期待できます。
乙女ヶ池の西側に、駐車場とトイレが設置されています。
このページでは、乙女ヶ池の地形、おかっぱりでのバス釣りポイントの様子、周辺情報をご紹介します。
乙女ヶ池の地形
乙女ヶ池の北端には水路があり、そこから琵琶湖本湖とつながっています。4月頃から、スポーニングのバスが入ってくるルートになります。
他にも北や南端にも水路からの小さいインレットがあります。池の東側は住宅が並び、西側は田畑と山になっている。
水深は深くて2mほどで、全体的に浅い地形の内湖です。乙女ヶ池の真ん中に「太鼓橋」という橋がかかっています。
一部護岸された場所もありますが、西側はアシやブッシュが多いおかっぱりポイントです。
東側にはおかっぱりで立てる足場が、ほとんどありません。
乙女ヶ池のおかっぱりバス釣りポイント
乙女ヶ池のポイントを、「東西南北」の4つのエリアに分けて解説します。
東エリア
国道などの大きい道路がある、乙女ヶ池の入り口の方角が東エリアです。日吉神社の御旅所の横から、乙女ヶ池へ入れます。
東エリアでおかっぱりができるのは、太鼓橋の東詰の近辺だけです。
周辺は植物が多いブッシュエリアになっていて、所々岸辺に出られます。
木やアシ、杭などの障害物が多いエリア。しかし、東岸を南北に移動はできません。
東岸の北エリアは民家が並び、岸は護岸されていて足場がありません。
太鼓橋を渡り、西岸エリアへ移動できます。観光客も多いので、マナーに気を付けましょう。
西エリア
太鼓橋を渡った先の西岸エリアは、足場の良い場所が多いです。
岸辺はゴロタ石で整備された場所が多いです。
それでいて、杭やアシなどのカバーも豊富です。
バスもスレているので、慎重にテキサスリグやノーシンカーで静かにアプローチしましょう。
南エリア
乙女ヶ池の南には、西岸から行くことができます。
西から南エリアへの足場は、地面よりも水上の桟橋が多くなります。
周囲には杭・アシ・立ち木のカバーが豊富です。
特にスポーニングの季節の実績が高い場所が南エリアです。
南端には用水路からのインレットもあります。
南端に釣桟橋がありますが、現在は立入禁止になっています。
北エリア
北エリアにも、水上デッキと呼ばれる桟橋ポイントや濃いブッシュエリア、そして琵琶湖の大溝漁港とつながる水路があります。
西エリアから北エリアへの道中は、木やアシのエリアが多め。
高島病院の向かいである北西の角の部分に、用水路からの流れ込みがあります。
北岸エリアには水上デッキがあり、周辺にはアシが多く生えています。
水上デッキの先には、大溝漁港につながっている水路があります。
春のスポーニングのバスはここから来るので、春先の時期は特に狙っておきたいポイントです。ただ、周囲には木やアシが多く、釣りはしにくい場所です。
乙女ヶ池へのアクセスと周辺情報
乙女ヶ池の場所
【住所:滋賀県高島市勝野】
乙女ヶ池は高島市の南部に位置して、有名ポイントの大溝港エリアと隣接しています。乙女ヶ池のすぐ東を国道161号線のバイパスが通り、徒歩10分の距離にJR近江高島駅があります。
しかし、乙女ヶ池の周囲の道路と駐車場への道路は、あまり広くない。
この道路沿いにある日吉神社の御旅所の横から、乙女ヶ池へ行けます。
駐車場と公衆トイレがある
乙女ヶ池の西に駐車場とトイレがあります。駐車場はあまり広くありません。
また、乙女ヶ池の東側の道路脇には、ラインが引かれた駐車スペースがあります。
車でも電車でも来ることができ、近くに1級ポイントの大溝エリアもあります。一帯は湖西でも有数の人気バス釣りエリアです。