余呉川河口は、琵琶湖東岸の北端にある小規模な河口のおかっぱりバス釣りポイントです。
河口部の形に特徴があり、木やアシが岬のように並んで沖の方へ100m以上突き出ています。
周囲の水深は浅く、水深1~2mほどのシャローフラットエリアが広がっています。沖には浮き産卵床を守るための大きい防波堤があるため、波の影響を受けにくくなっています。
春のスポーニングの季節にオススメのエリアですが、余呉川河口の北は水鳥の保護エリアなので、あまり北側へ移動はできません。
このページでは、余呉川の河口周辺の地形、おかっぱりポイントの様子、周辺情報をご紹介します。
余呉川河口の地形
余呉川の河口の周辺は水深1m~2m前後のシャローフラットが広がっています。
周囲は木やアシが多く並んでいて、沖の方には100m以上岬のように張り出しています。しかし植物の密度が高いので、岬の先端の方へ藪漕ぎして歩いていくのはかなり重労働になると思われます。
周囲の水深は浅く、北にある尾上漁港の防波堤 – 産卵床の防波堤 – 余呉川河口の岬によって、円のようにぐるっと囲まれているので、他の北湖東岸よりは波の影響が少ない場所になります。
余呉川河口のおかっぱりバス釣りポイント
木やアシが生い茂っているせいで、余呉川の河口の出口部分はほぼ直角に曲がっています。
南側はアシや木の密度が濃いため、ポイントに立てる位置が非常に少ない。余呉川の北側の方が、河口部の広い範囲にルアーをキャストすることが可能です。
春のスポーニングの季節には、河口部だけでなく余呉川の少し上流部分を探ってみるのも良いです。両岸にアシが生えており、風や波の影響も受けにくいポイントになっています。
余呉川河口へのアクセスと周辺情報
余呉川河口の場所
【住所：滋賀県長浜市八木浜町】
余呉川の河口と琵琶湖湖岸近くを県道331号線が通っていて、道路からポイントは隣接しています。
道路脇から余呉川河口へ歩いて移動できます。
北には道の駅の「みずどりステーション」や「湖北野鳥センター」があり、平日でも水鳥を観察する人が多くおられます。
センター前の水域に入らないよう注意する看板もあるので、あまり北側にはいかない方がいいです。
周辺に駐車場なし
余呉川の周辺には駐車場がありません。
トイレについては、400ｍほど北に「道の駅 湖北みずどりステーション」を利用できます。
南にある今西漁港は立入禁止
余呉川河口より約200m南に今西漁港があります。しかし、今西漁港は関係者以外は立入禁止です。
「漁業関係者以外立入禁止」の看板も立てられているので、入らないようにしましょう。
