
海津大崎は、湖北のディープエリアに複数の岩の張り出しがある大きな岩礁地帯であり、琵琶湖の中でも大型のバスが釣れる有名なバス釣りポイントです。
岸辺は砂利浜と大きい岩が点在するロックエリアであり、すぐ沖は急深のディープエリアの地形になっている。岸からでも水深10mのディープラインを狙えます。
湖北特有のロックエリアになっていて、水中にも多数点在する岩や岬状の張り出しがあり、その周辺のディープフラットエリアが狙いどころになっています。
夏から秋にかけてが一番オススメな時期ですが、真冬の季節でもディープエリアを狙う釣りで、大型のバスを釣ることが可能なポイントです。
駐車場や駐車可能なスペースもありますが、有料だったりしてフリーで使える場所は少ないです。
このページでは、海津大崎の地形、おかっぱりポイントの様子、周辺情報をご紹介します。
海津大崎の地形
海津大崎の地形の特徴を一言でいえば、「ザ・湖北特有のロックエリア」。石や砂利の浜、水中にたくさんある大岩、沖の水深は60mを超えるディープエリア、湖流があたり、湧き水も豊富で超クリアーな水。まさに、これぞ琵琶湖の湖北というポイントです。
マップで見て張り出している部分の多くでは、水中でも岬のように張り出したり大岩が転がっています。
岬先端にあたる海津大崎が急深のブレイクのディープエリアなのに対し、西側の大崎寺前の桟橋周辺は、少しシャローエリアが広いです。
海津大崎のおかっぱりバス釣りポイント
海津大崎のポイントを「岬先端の海津大崎」エリアと、「大崎寺の入り口前の桟橋周辺」エリアに分けて解説します。
海津大崎
海津大崎の先端部分は、沢山の大きい岩が転がっている、琵琶湖随一のロックエリアです。
岩づたいに移動できますが、足を滑らしたり転倒したりしたら、ケガをまぬがれません。安全に注意して釣りをしましょう。
大きい岩は水中にも点在していますし、張り出して水中岬にもなっています。遠投してディープエリアを探るのも良いですが、浅場の岩陰にもバスは潜んでいます。
下の写真の左の位置が、海津大崎で最も張り出している部分です。
水位によりますが、張り出しの最先端部分まで歩いていくことができます。
写真のエリアには海津大崎キャンプ場があったのですが、2018年の崩落があって、そのまま閉鎖になりました。
海津大崎の先端部より東側では砂利浜がつづきます。このあたりも大岩が岸辺や水中に点在します。
このあたりは砂利浜エリアと岩だらけのロックエリアが交互にあります。
湖流があたって水通しは抜群であり、湧き水も豊富なので、周囲の水質は非常にクリアーです。
海津大崎の釣りは、基本的に水中にある岩陰や張り出しを狙う釣りと、ディープのフラットエリアを狙う釣りになります。
大崎寺前の桟橋周辺
急深のディープエリアな地形である海津大崎ですが、西側の大崎寺前にある桟橋周辺のエリアは、他のエリアより浅めの範囲が広くなだらかです。なお、桟橋内への立ち入りは禁止になっています。
桟橋周辺は足下が護岸になっているので、釣りはしやすいです。
護岸に下りる階段も設置されています。
足下周辺は浅くなっています。
桟橋の足元にもバスはつきますが、非常にスレているので釣りあげることは困難です。
護岸の沖は砂利の底に岩た点在しています。ところどころウィードも生えています。桟橋のバスの反応が悪ければ、沖のバスを狙うのが良いでしょう。
海津大崎へのアクセスと周辺情報
海津大崎の場所
【住所:滋賀県高島市マキノ町海津】
海津大崎の湖岸沿いを、県道557号線が通っています。
道幅はあまり広くなく、カーブやトンネルもあることで、見通しはあまりよくありません。注意して運転しましょう。
また、海津大崎の周辺は「さくら名所100選の地」に選ばれる有名な桜の絶景スポットです。春の桜の季節になると大渋滞が起きやすいので、その時は遠慮する方が良いと思います。
観光シーズンには周辺のお店も空いていますが、撮影に訪れた冬は閉まっていました。
海津大崎の駐車場について
「海津大崎」の先端付近に空白地・旧海津大崎キャンプ場の場所がありますが、そこは所有地で有料となっています。
海津大崎の周辺にも道路わきに車を停められるスペースがあったりしますが、狭いです。また道路も狭く見通しが悪いのでオススメはできません。
また、大崎寺の参道前に駐車場がありますが、ここが大崎寺専用なのかフリーなのかはわかりません。
トイレは時期によって閉鎖
大崎寺参道の近くに公衆トイレがありますが、冬に訪れたときは閉鎖中でした。
春の桜の時期など、観光シーズンはトイレを使用できます。