
カネカ裏は、「カネカ滋賀工場」の外周に沿ってある石積み護岸帯のバス釣りポイントです。
岸辺の多くはゴロタ石で護岸されていて、少し沖まで石は転がっている。
ほとんどの岸辺で木や草が濃く生えていて、所々にある植物のスキマを抜けて水辺に立つ必要があります。
カネカ工場外周の北と南はワンドで、どちらもバスのスポーニングのエリア。東岸は琵琶湖沖に面していて、沖に向かって水中岬が伸びた地形をしています。
近くの比叡辻臨水公園に、駐車場とトイレがあります。外周の入り口付近にも、少し停めれるスペースがある。
このページでは、カネカの外周の地形、おかっぱりポイントの様子、周辺情報をご紹介します。
カネカ裏の地形
カネカ裏のポイントの地形は、北岸と南岸はワンド状のエリア、東岸は沖に向かって水中岬が伸びている地形をしています。
北岸のワンドエリアは「木の岡ビオトープ」という自然観察エリアです。多種多様な動植物が生息するエリアになっています。
豊かな自然があるシャローエリアで、春にはバスのスポーニングエリアになります。ワンド奥には新大宮川の流れ込みもあります。
東岸は沖にかけて水中岬が伸びた地形をしている。足下のゴロタ石も少し沖まであり、ウィードも絡むエリアです。
南岸のワンドエリアは、岸近くの取水塔と浮き産卵床が狙いのスポットです。
岸辺はアシが多く、小さい流れ込みもあります。こちらもバスのスポーニングエリア。
カネカ裏で気を付けたいのは、岸辺のゴロタ石と濃い植物。足場が悪く、マムシが出る噂もあります。夏でも軽装で釣りをするのはオススメできません。
カネカ裏のおかっぱりバス釣りポイント
カネカ裏のポイントを、「北岸」と「東岸」と「南岸」の3つのエリアに分けて解説します。
北岸エリア
カネカ裏の外周への入り口は北岸エリアです。カネカ工場の北を新大宮川の河口があり、河口の南岸の小道から入ることができます。
外周の入り口付近はワンド状の地形をしていて、更に新大宮川が流れ込んでいます。
新大宮川の河口から北にかけて、「木の岡ビオトープ」という自然観察区域になっています。多種多様な動植物が生息するエリアです。
なのでバスが好みそうなカバーも多く、浅場のため、バスのスポーニングエリアになっています。
夏のワンド奥はマットカバーもできるので、テキサスリグなどで撃っていく釣りが良いでしょう。
カネカ裏の小道を進むと、下の写真のように、壁と濃い植物に挟まれた小道がずっと続きます。
植物をかき分けて岸辺に出ることは無理なので、下の写真のような植物のスキマから出て、岸辺に立って釣りをすることになります。
スキマや岸辺のスペースは、狭い場所と広い場所があります。スキマの広い場所でないと、満足にロッドを振れません。
水辺も植物が濃く生い茂っているブッシュエリア。水辺沿いを横に移動することもできません。
北のワンドの水深は1mから2mです。
途中で45度ほど曲がり、水辺がワンドから琵琶湖側になっていきます。
水辺が琵琶湖側に面してきますが、小道は同じような景色が続きます。
同じように、植物のスキマから水辺に出て、釣っていきます。
足下のゴロタ石は数メートル先まで続いているので、ゴロタ石の切れ目の変化を探ったり、岸に平行に巻いたりする釣りがオススメです。
この北東を向いているエリアが、一番ディープエリアが近くて狙いやすい場所です。
植物が少なくてロッドを振り回せる場所では、遠投して沖のウィードエリアも巻いて探っていきましょう。
小道を進むと、東岸への曲がり角があります。
このコーナーのポイントが、最もディープエリアを狙える場所です。遠投すれば、水深3mラインに届きます。
やはり角がオススメポイントなので、足下のゴロタ石から沖のウィードまで、しっかり探りましょう。
東岸エリア
東岸エリアでも、小道の沿いの植物のスキマを探して、岸辺に出る必要があります。
東岸エリアも木や草が濃いブッシュエリアです。
カネカ裏の東岸は、中央部から水中岬が沖に向かって伸びていて、水中岬の上が浅くなっています。
ビッグバスも回遊してくるので、ウィードや地形変化を丁寧に探って釣りましょう。
東岸の小道を進むと、東岸から南岸への曲がり角があります。
ここの曲がり角も人気ポイントで、人がよく入っています。遠投して水深2.5mラインを狙えます。
南岸エリア
カネカ裏のポイントの一番奥が南岸エリアです。ここの奥で、外周の小道が終わります。
この南岸エリアもワンドの地形になっていて、バスのスポーニングエリアになっています。
そして岸近くに、取水塔と浮き産卵床があります。ピンスポットで狙うポイントです。
南岸の奥はアシが生えているシャローエリアです。
また、この南岸の奥の岸辺に小さい流れ込みもあります。
カネカ裏へのアクセスと周辺情報
カネカ工場裏の場所
【住所:滋賀県大津市比叡辻2丁目1-1】
通称「カネカ裏」のポイントは、「カネカ滋賀工場」の外周一帯です。
外周の小道には、工場の北にある新大宮橋付近から入ることができます。新大宮川の南岸の道です。
カネカ工場の前を県道558号線が通っていて、そこから新大宮川沿いに曲がって入れます。
駐車場とトイレについて
カネカ工場の外周の小道に入ったところに、車を停められる広さのスペースがあります。
また、カネカ工場の北に「比叡辻臨水公園」があります。
カネカ工場との距離は約200mなので、こちらから歩いて行けます。