和邇川河口は、琵琶湖でトップクラスに有名なウェーディングポイントであり、数もサイズも有望である、超有名なバス釣りポイントです。
和邇川の河口は岬状に大きく突き出ていて、サンドバーの浅瀬が広がっている。サンドバーの先にブレイクがあり、沖はディープエリアになっています。
河口では多くの釣り人がウェーディングして、1oz以上のヘビキャロやバイブレーションなどの重量ルアーを、沖の深場やブレイクに大遠投している。
湖流の影響を強く受けて水通しが良く、湧き水や良質のウィードがあり、多くの魚が集まり回遊するルートなど、好条件を多く備えた人気ポイントです。
和邇川河口の北岸に、広い駐車場があります。トイレは北岸と南岸の両方にあります。
このページでは、和邇川河口の地形、おかっぱりポイントの様子、周辺情報をご紹介します。
和邇川河口の地形
地形の特徴
和邇川の河口は砂が溜まっていて、河口の少し先まではサンドバーで浅くなっています。沖の方には落ち込みがあり、水深10mほどまで落ちるブレイクになっています。
河口沖のディープエリアは、有数のデカバスのエリア。バスがヒットすれば、ランカーサイズの可能性が高い場所です。
地図で見ると、和邇川の河口一帯が大きな三角形になって、沖に突き出した岬状の地形をしていることがわかります。
河口の先は湖流が流れ、水通しが抜群のエリアになります。ヘビキャロのシンカーでも流されるような強い流れがある。
また、和邇川河口の周囲は湧き水も出ているエリア。湧き水が1年の水温の安定と、ウィードの生育に好影響を与えています。
和邇川河口の北側は水泳場であり、南側にはブレイクにある取水塔も良いポイント。エリも設置されていて、魚の多さを実感できます。
和邇川河口の「アユの保護水面と禁止期間」について
秋のシーズンである9月1日から11月30日の期間は、アユの産卵保護のために和邇川河口での釣りは禁止になります。
河口部では、川尻より沖合半径200メートルの範囲で、アユを含む全ての水産動物の採捕が禁止されます。
採捕禁止なので、事実上釣りも禁止です。上の写真の支柱から半径200メートルの範囲なので、ウェーディングでも駄目です。
秋の釣れるシーズン中ですが、期間中は和邇川河口での釣りはやめましょう。
和邇川河口のおかっぱりバス釣りポイント
和邇川河口のおかっぱりバス釣りポイントを、「河口エリア」と「南岸の今宿浜」の2つに分けて、解説します。
河口エリア
琵琶湖有数の人気ポイントであり、またウェーディングポイントである和邇川河口。
和邇川河口の先は、少し沖まで砂利や砂が堆積したサンドバーで浅瀬が続いています。
ボトムの質は砂よりも、砂利や石が多いの地質です。
和邇川河口のサンドバー沖は、急深のブレイクになっています。ブレイクの落ち込みの先にあるディープエリアがデカバスが回遊するスポット。
湧き水で水温も安定しているので、冬のデカバス狙いにも良いポイントです。
ルアーは、ヘビキャロやバイブレーションなどの遠投ができるルアーが王道です。
基本はブレイクや周囲に点在するウィードが狙い目ですが、朝夕のマズメ時などでボイルがある時は、トップウォーターも有効です。
河口の北側は、和邇浜水泳場のエリアになっています。
河口エリアより人気は劣りますが、和邇浜にもウィードが生えており、浅瀬のウィードにバスが付いていることもあります。
大遠投が基本のエリアですが、そういう近くのウィードも先にチェックしましょう。
南岸の今宿浜
和邇川河口の南側には、今宿湖岸緑地があります。
南側へはウェーダーで川を渡っても良いし、靴ならば上流から川の南岸エリアの岸沿いを進んで行くことが可能です。
南岸エリアも、まずは河口沖のディープエリア狙いが基本です。
河口の岸沿いにを南側に進むと今宿浜になります。今宿浜の岸沿いも、急深のブレイクが近い地形が続いています。
河口の南の砂利浜に、取水塔が岸近くにあります。その奥には大きなエリも設置されていて、魚の多さを知ることができます。
取水塔は、深くなるブレイク上に立っている人工障害物。周囲にはウィードもあり、バスが付く好ポイントです。
取水塔の先にはエリがあります。あまりエリの近くにはルアーを投げないようにしましょう。
更に今宿浜を南に進むと、シャローエリアに地形変化していきます。南側はスポーニングエリアになりますが、私有地が多くておかっぱりでは行きづらい場所です。
和邇川河口へのアクセスと周辺情報
和邇川河口の場所
【住所：滋賀県大津市和邇南浜】
和邇川河口は大津市の北部に位置していて、琵琶湖の北湖と南湖を分ける琵琶湖大橋から約3.5km北にあります。北湖の入り口にある河口ポイントです。
河口と幹線道路は少し離れていて、県道558号線から和邇川沿いの道を1km進むと到着します。
和邇川の看板と和邇浜の碑が目印になります。
1km進むと、駐車場が見えてきます。駐車場は北岸です。
広い駐車場が河口の北岸にある
和邇川河口の北岸に、広い駐車場があります。
駐車場のすぐ近くに、河口や和邇浜水泳場があります。
また、昔は南岸側にも今宿湖岸緑地の駐車場がありました。しかし現在では封鎖されて、駐車場へ行けなくなっています。
トイレは北岸と南岸の両方にある
北岸の駐車場に隣接した場所に、トイレが設置されています。
また、南岸にある今宿湖岸緑地にもトイレが設置されています。
マナーに注意しましょう
和邇川河口の南岸には、マナーを守る呼びかけの看板があります。
今宿の駐車場は、マナーが悪い人が多かったために閉鎖されました。
周囲には住宅もあるので、マナーを守って釣りを楽しみましょう。
